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毘沙門堂は天台宗五箇室門跡の1つで古くから続く由緒ある寺院です。京都市山科区の北の端にあって、そして8月16日の送り火で有名な大文字山の西の麓にあります。自然豊かな境内は四季折々に美しく春には桜、秋には紅葉と訪れる人の目を楽しませています。
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※使用写真は堀出撮影のものではございません。
毘沙門堂の概要
寺の言い伝えによると、毘沙門堂は703年(大宝3年)に文武天皇の発願で行基が開いたとされています。はじめは出雲路(現在の上京区)に建てられていたことから、護法山出雲寺という名前でした。(正式名称は護法山安国院出雲寺です。)
しかし、戦乱によって幾度となく被害を受け、その度に移転を繰り返していましたが、江戸時代になると後陽成天皇(ごようぜいてんのう)の勅命により、天台宗の僧、天海僧正が山科安朱に出雲寺を再興することになりました。
1665年(寛文5年)にはついに天海の弟子の公海大僧正(こうかいだいそうじょう)によって寺院は再建されます。そして、寺院のご本尊として七福神の一つ毘沙門天を祀っていたことから、やがて毘沙門堂と呼ばれるようになりました。
毘沙門堂では後西天皇(ごさいてんのう)の皇子、公弁法親王(こうべんほっしんのう)が入寺して、晩年まで住まわれたあとに代々の法親王が住持となったので、天台宗五箇室門跡寺院のひとつとなりました。(天台宗五箇室門跡寺院は、妙法院、三千院、青蓮院、毘沙門堂、曼殊院です。)
その後、近年になって山門や本堂、弁財天堂などの修復工事も行われました。現在は鮮やかな色彩がとても美しく、江戸時代に再建された当時の有様が思い浮かべられます。
毘沙門堂のおすすめ写真スポット
毘沙門堂のおすすめ写真スポットは紅葉の頃の勅使門までの参道の石畳です。特に晩秋には散り紅葉となって石畳を真っ赤に染め上げます。
他にも境内の弁天堂の周りと晩翠園(ばんすいえん)という回遊式庭園もおすすめの写真スポットの一つです。11月中旬頃になると各所に植えられた、モミジ、ドウダンツツジやカエデが色づき、石畳の参道に負けぬ美しさです。
毘沙門堂の交通アクセス・拝観案内
住所 | 京都市山科区安朱稲荷山町18 |
拝観案内 | 8:30から17:00 |
料金 | 境内無料です、ただし、 宸殿・霊殿は、大人500円、高校生400円、中学生300 円、小学生300円、小学生以下無料 |
交通アクセス | 京阪「山科駅」か、JR「山科駅」から徒歩で約15分 |
その他のおすすめ写真スポットが知りたい場合は「京都の写真スポット検索」をご確認ください。
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