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醍醐寺は上醍醐から下醍醐まで約200万坪もの広大な敷地面積を持っています。春は京都の桜といえば、まず、ここを外せないと言われるほどの有名な「醍醐の桜」があります。初夏の青もみじ、秋の紅葉、冬の雪景色と、一年中、美しさで人々を魅了する寺院です。
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※使用写真は堀出撮影のものではございません。
醍醐寺の概要
京都市伏見区にある醍醐寺は真言宗醍醐派総本山の寺院で、平安時代初めの貞観16年(874)に空海の孫弟子の理源大師聖宝(りげんたいししょうほう)が醍醐山上に草庵を建て、准胝観世音(じゅんでいかんのん)菩薩と如意輪観世音(にょいりんかんのん)菩薩の二体の観音像を彫り、そして開眼供養し安置したことにより始まりました。
醍醐寺の縁起に書かれていることには、聖宝が深草の貞観寺から東の方の山を見たときに五色の雲が流れているのが見えました。その雲に誘われて、山を登り山頂に着いたときに聖宝はまるで故郷に戻ってきたような気持ちになりました。
そして、ふと、谷間の方を見ると一人の老人が湧き水を飲みながら「甘露。甘露。ああ醍醐味なるかな。」とおっしゃってました。それはこの地の地主神、横尾明神で、聖宝は横尾明神にお願いして、この地に寺院を建立したいとお願いしたそうです。横尾明神はこの地を聖宝に差し上げようと言って、立ち去り、横尾明神の飲んでいた水は「醍醐水」と言って現在もこんこんと湧き続けています。
両観音像を安置した後には醍醐天皇や穏子皇后の厚い信仰により、延喜7年(907)には薬師堂が建立、続いて五大堂も落成して、上醍醐の伽藍が完成しました。引き続き下醍醐にも延長4年(926)に釈迦堂が建てられ、次に天暦5年(951)に五重塔が落成し、下伽藍も完成したのです。
平安時代末期、鎌倉時代と多くの権力者の帰依を集め、栄えていきましたが、室町時代の応仁の乱などで下醍醐の伽藍はすっかり荒れ果て五重塔を残すだけになってしまいました。そこで、秀吉が再興に乗り出し、慶長3年(1598)には近畿や吉野から約700本もの桜を境内に移植し、三宝院の唐門や他の建物まで整備して、有名な「醍醐の花見」を催しました。
醍醐寺のおすすめ写真スポット
醍醐寺のおすすめ写真スポットは下醍醐の弁天堂の紅葉です。朱色の弁天堂と周りを取り囲むように彩る紅葉と池の水に映る紅葉はまるで一枚の絵画のような美しさです。
紅葉に彩られた弁天橋も橋を渡る人が足を止めて思わず見とれてしまうほどで、写真スポットとしてもおすすめです。春も五重塔をバックにして咲き誇る桜もそれは見事なものですよ。
醍醐寺の交通アクセス・拝観案内
住所 | 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22 |
拝観案内 | 三宝院・霊宝館・伽藍
3月1日から12月第1日曜日まで:午前9時から午後5時まで 12月第1日曜日の翌日から2月末日まで:午前9時から午後4時30分
上醍醐(入山受付の時間) 3月1日から12月第1日曜日まで:午前9時から午後4時 12月第1日曜日の翌日から2月末日まで:午前9時から午後3時 |
料金 | 拝観券(三宝院・霊宝館・伽藍):下醍醐の有料エリア、(春期・秋期)3月20日から5月15日、10月15日から12月10日大人1500円 中学・高校生1000円 小学生以下無料
(通常期)春期と秋期以外は大人800円、中学・高校生600円 小学生以下無料 上醍醐(入山料) 大人600円 中学・高校生400円 小学生以下は無料。ただし、拝観券(三宝院・霊宝館・伽藍)を持っている場合は大人500円、中学・高校生300円 小学生以下は無料 |
交通アクセス | JR京都駅から東海道本線などで山科駅へ、京都市営地下鉄に乗り換えて「醍醐駅」で下車、そこから徒歩約10分 |
その他のおすすめ写真スポットが知りたい場合は「京都の写真スポット検索」をご確認ください。
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