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年賀状に家族写真を入れているご家庭は多く、写真屋さんに依頼するご家族も多いのですが、自分たちで撮影したいというご家族もいらっしゃいます。そこで、素人でも簡単にできる年賀状写真撮影のコツを紹介します。
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年賀状写真を撮影するポイント
年賀状写真は写真だけが良くても良い年賀状とは限りません。年賀状全体としての完成度を求める必要があります。そのため、送るお相手に対して「あけましておめでとうございます」のメッセージが伝わるような写真を目指すと良いでしょう。年賀状撮影をする場合に知っておきたいポイントを3つ紹介します。
1.どこで撮影するか
どこで撮影するかは年賀状写真でとても重要です。それによって自己満足な年賀状となるか、相手を思いやった年賀状となるかが変わるでしょう。年賀状は、奈良時代より続いている日本特有の習慣です。新年を迎える際に、お世話になった人や親しい人だけれども、遠方だから直接会って挨拶できない場合に送っていたものです。そのため、自己満足な年賀状ではなく、相手満足な年賀状を送るべきだと考えられています。
しかし、年賀状写真の撮影場所によっては、相手にとって興味がない写真であるケースがあります。たとえば旅行に行った時の写真を年賀状写真にして送った場合、旅行先が相手の住まいの県であれば、相手の関心は低いでしょう。逆に、新築住宅を購入した時に家の前で撮影した写真であれば、近況報告が同時にできます。
考え方は人それぞれだと思いますが、撮影場所は、相手目線で考えると、実は何気ない日常生活の場所が良いことが多いのです。
2.どんなカメラで撮影するか
どんなカメラで撮影するかは、一眼レフやミラーレスがオススメではありますが、写真の美しさよりも年賀状自体の出来栄えを考えるのであれば、スマホなどのお手持ちのカメラで問題ありません。年賀状のデザインや、手書きのメッセージなどを加えて、あなたやあなたのご家族らしい年賀状にすることを心がけましょう。また、被写体のご家族の顔がハッキリと見えて、笑顔であることも心がけて撮影すると良いでしょう。
3.どういう構図にするか
構図は特に重要です。せっかく出来栄えの良い納得の写真が撮影できたとしても、年賀状にする時に「あけましておめでとう」の文字を入れるスペースがなかったり、手書きのメッセージを書き加えるスペースがなかったりすると、何のための年賀状か分からなくなってしまいます。あらかじめある程度の構図を考えて、空きスペースを考慮した撮影をするか、写真自体を小さくして余白を残すなどの配慮が必要です。
年賀状写真の撮影手順
自力で年賀状撮影をする場合には、どのような手順で撮影すると上手に撮れるのでしょうか?撮影がスムーズになって、なおかつ良い写真になりやすい手順を紹介します。
セルフタイマーのタイミングを計る
年賀状写真を家族で撮影する場合には、セルフタイマーを利用するかと思います。しかし、上手にタイミングが合わなければ、目をつむってしまったり、笑顔が引きつってしまう可能性があります。実際に撮影する前に試し撮りを繰り返し、セルフタイマーのタイミングを覚えてから撮ると良いでしょう。遠回りなようで近道な方法です。
なるべく顔を近づける
年賀状写真を撮影する際には、なるべく顔を近づけて撮影しましょう。家族が笑顔で顔を近づけると、ハートフルな印象と、仲の良い家族である印象が引き立ちます。お子さんがまだ小さい場合には、抱っこしてあげるなどして、近い顔の距離で撮影しましょう。
撮影後の処理をする
完成した写真をそのまま年賀状に使用しても良いのですが、ソフトで後処理をするとより良い写真になるでしょう。明るさの調整や色合いの調整、特定の色の強調などにより、全体の雰囲気を思い描いたものに微調整しましょう。
スマホで年賀状写真を撮影するコツ
年賀状写真を撮影する場合、高性能なカメラを持っていない人や、手軽に撮影したい人の場合には、スマホで撮影するケースがあるでしょう。しかし、スマホではなかなか上手に撮れないと悩んでいる人もいらっしゃるのではないでしょうか?スマホで上手に撮影するコツを紹介します。
レンズを拭いてから撮影する
スマホで撮影をする場合にはレンズを拭いてから撮影することが大切です。当たり前のようなことではありますが、意外と盲点となっている部分でもあります。レンズが曇っていたり汚れている場合には、全体的にぼんやりとした写真になることがありますので、撮影前に綺麗に拭き取りましょう。
ただし、ティッシュペーパーで拭くとレンズにキズが付く可能性があります。柔らかいハンカチや眼鏡ふきなどを利用すると良いでしょう。
ピントを合わせてから撮影する
ピントをしっかり合わせてから撮影することも大切です。実は、スマホはピントを合わせたい場所をタップすると、自動的に合わせてくれる便利な機能が備わっています。この機能を利用するのとしないのとでは、写真の出来栄えに大きな差がありますので、一度見比べると良いでしょう。1秒もかからずにできることなので、撮影前にぜひ試してみて下さい。
ズーム機能ではなく近づいて撮影する
スマホには便利なズーム機能が付いているので、被写体を大きくしたい場合に利用している人は多いかと思います。しかし、画質が荒くなることもあるため、できることなら近づいて撮影した方がキレイに写ります。ズーム機能はあくまでも補助的な利用がオススメです。
楽しい雰囲気で撮影しよう
年賀状は1年の最初に送るものであるため、楽しい雰囲気が伝わるともらったお相手も穏やかな気持ちになるのではないでしょうか?そんな雰囲気の良い写真が撮れるようにするためには、ここで紹介した方法だけでなく、楽しい気持ちで撮影することも大切です。ぜひご家族皆で楽しい撮影タイムを過ごし、その雰囲気を年賀状に乗せて送りましょう。
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