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千年の都、古都京都は、コンパクトな街並みの中に、歴史ある神社仏閣や自然風景が点在しています。歴史の年輪を重ねた史跡や名所のビジュアルは美しく、どれも写真映えするものばかりです。その中で特に写真映えする京都の名所を紹介します。
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※使用している写真素材は、第一スタジオ代表の堀出が撮影したものではありません。
八坂の塔周辺
京都祇園周辺には、歴史ある五重塔が立っています。八坂の塔と呼ばれるこの五重塔は、祇園のランドマークとして存在感を放ち、観光客だけでなく地元の人にも愛されています。
八坂の塔の周辺には、情緒ある石畳の道が続いており、いかにも京都という雰囲気を漂わせています。周辺では大きなカメラを携えた外国人観光客や、スマホでパシャパシャ写真を撮影する日本人旅行者などで賑わっています。「ザ・京都」という写真を撮影するには最適のスポットといえるでしょう。
伏見稲荷大社の千本鳥居
全国のお稲荷さんの総本社である伏見稲荷大社には、世界中から観光客が集まってきます。世界的に有名となった伏見稲荷の魅力は、何といっても本殿裏にある稲荷山。ここには、山頂まで続く鳥居のトンネルが整然と立ち並び、幻想的な朱色の道を、多くの人が楽しんでいます。
そんな鳥居のトンネルの中で、ひときわ鳥居が密集して建てられている場所があります。それが有名な千本鳥居で、写真映えする名所としても人気です。本殿で参拝を終えたら、ぜひ足を運んでみましょう。
巨大な山門が見事な知恩院
知恩院は浄土宗の総本山で、一晩中お念仏を唱えるミッドナイト念仏や、多くのお坊さんと一緒に撞く除夜の鐘が有名です。特に除夜の鐘は、まるで満員電車であるかのような人でで賑わい、その雑踏の中、お坊さんがダイナミックな体勢で除夜の鐘を撞いています。
そんな知恩院は、境内への入り口に立つ山門が有名です。あまりにも巨大な山門は、京都三大門の1つにも数えられるほどで、そのスケールは圧倒的です。上手に撮影し、そのスケールを写真におさめましょう。
光り輝く金色の金閣
京都の名所で誰でも知っているところといえば、やはり金閣寺ではないでしょうか?金色に輝くまばゆい金閣は、見た人が息をのむほどの美しさです。金閣寺は通称で、正式には鹿苑寺(ろくおんじ)といいます。その中にある金閣が有名なのです。
鹿苑寺は相国寺(しょうこくじ)というお寺の境外塔頭(たっちゅう)です。つまり、相国寺の敷地外にある小型のお寺です。そんなウンチクを楽しみながら、まばゆい金閣を撮影してはいかがでしょうか?
京都の情緒を凝縮した銀閣
金色に輝くド派手な金閣に比べて、銀閣はしっとりとした雰囲気で、京都の情緒を凝縮したような佇まいをしています。銀閣寺も通称で、正式には慈照寺(じしょうじ)といいます。金閣寺と同様に、相国寺の境外塔頭で、多くの観光客で賑わっています。
金閣が金箔が貼り巡らされていることに対して、銀閣は銀箔がありません。昔は貼られていたという説がありましたが、最近の研究では銀箔ではなく、漆が塗られていたという説が有力です。いずれにせよ、写真撮影すると、その情緒を記録することができるでしょう。
京都の奥座敷といわれる貴船周辺
京都市内を叡山電鉄という電車に乗って、北に進んでいくと、貴船というところに行くことができます。真夏でも市内中心部よりも涼しく、京都の奥座敷として親しまれています。
川床料理が有名であるほど、美しい川が流れており、多くの人をそのせせらぎで癒しています。そんな貴船には、貴船神社があり、本殿から奥宮まで、自然の中に立ち並んでいます。朱色の神社と周辺の緑のコントラストは神秘的。観光客だけでなく、多くの写真ファンも足を運ぶ名所です。
いわずと知れた東寺の五重塔
東寺は真言密教の聖地で、古くから多くの人に信仰されてきた、厳かな雰囲気を醸し出しています。そんな東寺には、数多くの仏像が安置されており、まるで曼荼羅(まんだら)の世界がそのまま表れたかのような霊験を感じさせてくれます。
仏像が安置されている金堂(こんどう)と講堂(こうどう)はとても立派ですが、やはり何よりも気になるのは巨大な五重塔。どんなアングルで撮影しようかと考えるだけでも楽しくなってしまいます。
京都のシンボルである京都タワー
京都市は景観条例によって、建物の高さが制限されています。そのため、ほかの大都市に比べて建物が低く、五重塔や大文字山が、遠くからでも見ることができます。そんな京都市の中でひと際目立っているのが京都タワーです。131メートルというのは、京都市の建物としては異例の高さで、京都のシンボルとなっています。
近くに海がない京都市の街並みを海に例え、その街を照らす灯台をモチーフにしています。京都タワーをどのように景色に入れるかによって、写真の雰囲気は大きく変わるでしょう。
京都の玄関口として活躍する駅ビル
京都に到着すると、まず最初に迎えてくれる玄関的存在が京都駅ビルです。京都駅ビルは、まるで要塞のような重厚感あふれる建物ですが、それでいて、陰影がくっきりとした特徴的な空間となっています。
デザイン性に富んでおり、撮影する場所によってはとても美しい写真を撮ることができるため、カメラ片手にウロウロしている人もいらっしゃるほどです。また、電車を撮影するために訪れる人もいますし、眺望を撮影に来る人もいます。さまざまな思惑に応えてくれるビルとなっています。
平安京をモチーフにした平安神宮
平安神宮は、内国博覧会のパビリオンとして建てられたもので、平安京に存在した朝堂院(ちょうどういん)という建物を8分の5に縮小して建てられています。京都中の神様を祀っているため、どの神社に参拝すれば分からないという人は、とりあえず平安神宮にくれば間違いないといわれています。
参道にある大きな鳥居のインパクトと、美しい朱色の社殿を見ると、否が応でも写真におさめたくなるでしょう。もちろん、写真撮影はちゃんと参拝した後でゆっくり行いましょう。
京都で最も人気の橋である渡月橋
京都嵐山にある渡月橋は、京都で最も人気のある橋といわれており、特に春の桜シーズンと、秋の紅葉シーズンにはとても多くの人で賑わいます。渡月橋から眺める景色はとても美しく、その風景を写真におさめる人もいらっしゃいますが、あえて渡月橋から離れた場所で撮影し、渡月橋も景色に入れた状態で撮影する人もいらっしゃいます。
いずれにせよ、京都の自然風景の中でも有数の名所であるため、カメラやスマホでパシャパシャと撮影する人が多い場所でもあります。
あまりにも有名な清水寺
清水寺は、「清水の舞台から飛び降りる」という言葉が知られているほど有名な観光名所で、常に人でごった返しています。参道には京都を代表する老舗のお土産屋さんが立ち並び、参拝帰りに買い物を楽しむことも可能です。
そんな清水寺からの景色は美しく、特に紅葉シーズンになると、その美しさが倍増します。まるで清水の舞台が紅葉という雲海から飛び出て浮いている様に見え、天空の古刹であるかのような印象を与えてくれます。比較的人が少ない朝に参拝すると良いでしょう。
大都市の中心部に大胆に流れる鴨川
鴨川は、大都市の中心部に大胆に流れており、すぐ横に私鉄や市バスが走っている、とても不思議な川です。その大胆さが表すように、長い歴史の中で何度も氾濫を繰り返し、一筋縄では収まらない暴れ川でした。現在はきっちりと整備がされており、カップルの憩いの場となっています。
そんな鴨川では、毎年5月から9月の間、「床」が出されます。鴨川の雰囲気を楽しみながらお食事ができるため、多くの人から人気を集めています。京都の風物詩とともに、住んでいる鳥たちを写真におさめる人も多く、カメラマンの人気スポットともなっています。
京都五山の別格である南禅寺
臨済宗のお寺には、寺格という格付けがあり、1位から5位までが決まっています。その上に別格として君臨するのが南禅寺です。南禅寺は紅葉の名所としても知られるほか、境内裏側には琵琶湖疎水の水を引き入れた水路閣という建造物があります。水路閣はサスペンスのロケ地としても有名で、多くの人が写真撮影に訪れる場所でもあります。
そのように個性的な境内に立ち並ぶ大きな伽藍(がらん)は、別格の位置づけが相応しいと思えるほど立派で、まさに写真映えする建物です。
世界的に有名な石庭のある龍安寺
龍安寺(りょうあんじ)は、世界的に有名な石庭があるお寺で、一年中多くの人が訪れるお寺でもあります。金閣寺からほど近いため、金閣寺と合わせて参拝する人も多く、派手な金閣と落ち着いた石庭の、対照的な雰囲気を味わえます。
龍安寺で石庭を眺めていると、まるで時間の流れが止まっているような感覚になります。コンパクトな敷地に、無限の世界を見出すことができるため、なかなかその場を離れることができないでしょう。そんな世界も写真映えする名所の1つです。
一度は訪れたい二条城
京都には伏見桃山城というお城がありますが、現在(2017年12月)天守閣に登ることはできないため、本格的にお城の観光ができません。二条城は天守閣が現存していないため、同じく天守閣の観光はできません。
しかし、それでも二条城は訪れる価値があります。徳川時代の最初と最後を見守った歴史ある二条城は、立派な二の丸御殿や唐門が残っており、見る人は心を奪われるでしょう。内部は撮影禁止ですが、建物の外観の撮影は可能であるため、美しい建築物を、しっかりと写真におさめていただければと思います。
嵐山を借景とした天龍寺
天龍寺は臨済宗京都五山の1位に格付けされるお寺です。国の名勝庭園である曹源池庭園(そうげんちていえん)はあまりにも有名で、方丈という建物の中から鑑賞することもできますし、庭に入って歩いて見て回ることも可能です。
大きな池を配備した池泉式の庭園でありながら、一部に枯山水を配備するなど、作庭家の手腕を感じずにはいられません。後ろに見える嵐山を借景として、ダイナミックな風景を演出しています。ぜひ借景とともに写真におさめたい名所です。
嵯峨野の竹林
嵐山まで足を伸ばしたのであれば、ぜひ嵯峨野の竹林を見学していただければと思います。嵯峨野の竹林は、その場所だけ異空間となっており、時間を忘れさせてくれるでしょう。都会の喧騒からも、日々の喧騒からも、ほんのひと時はなれさせてくれる素晴らしい空間です。
まとめ
京都にはさまざまな写真映えする名所があります。いずれも、非日常と思えるほど立派で美しい場所ばかりです。それらを見た時の感動を、しっかりと記録するためにも、ぜひ良い写真を撮影していただければと思います。ただし、京都観光をしていると、写真のマナーが悪い人達もいらっしゃいますので、あなたはそのような人の真似をしてはいけません。しっかりとマナーを守って撮影するように心がけましょう。
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