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石清水八幡宮は京都府八幡市にある神社です。昔から「やわたのはちまんさん」の愛称で親しまれ幾多の有名な武将が勝利を願って参拝してきました。標高142.5mの男山(鳩ヶ峰)山上にある荘厳な社殿には八幡口駅からケーブルカーに乗っていくことができます。
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※使用写真は堀出撮影のものではございません。
石清水八幡宮の概要
859年(貞観元)に空海(弘法大師)の弟子の南都大安寺の僧、行教が宇佐神宮(現在の大分県宇佐市)に参った時に「われ都近き男山の峯に移座して国家を鎮護せん(私は京都の近くの男山に場所を移りとどまって国家を鎮め守りたい)」と八幡神の御神託を受けました。
この神のお告げをうけて、次の年の860年(貞観2)に清和天皇の勅命により木工寮権允(もくのりょうごんのじょう)・橘良基が社殿を建てたのが始まりとされています。
石清水の社号の由来は男山の中腹に鎮座している「石清水社」から来ています。現在も石清水八幡宮の摂社で天御中主神をお祀りしていて、八幡神が宇佐神宮から移られる前からこの地にありました。
その名が示すように霊泉「石清水」が湧き出でていて、どんな寒い冬でも凍らず、決して枯れない霊泉として古来より皇室や将軍家が祈禱する時には、この水を汲んで山上にある本宮にお供えするのが習わしとなっていました。
現在でも岩清水八幡宮で行われる年に100余もある祭典の時には、当日早朝に汲み上げられた「石清水」が必ず御神前にお供えされるそうです。
そして、石清水八幡宮は京都の裏鬼門である南西を守護する神社として、北東の鬼門を守る延暦寺とともに朝廷か公家や武家から尊びあがめられるようになりました。
武家の中でも源氏からは源頼朝の先祖である源義家が石清水八幡宮で元服をしたことで、特に篤い信仰をもたれるようになります。(源義家は、この神社で元服をしたことにより「八幡太郎義家」と名乗りました。)
やがて、源氏の勢力が広がりを見せると、各地に石清水八幡宮が勧請されて、壺井八幡宮(大阪府羽曳野市)や鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)が建てられました。
石清水八幡宮のおすすめ写真スポット
石清水八幡宮のおすすめ写真スポットはやはり朱塗りの社殿でしょう。2016年には国宝にも指定されました。真っ青な空と鮮やかな朱色のコントラストはとても写真映えします。
860年(貞観2)に創建されてから、幾度かの修復を繰り返しました。現在の社殿は1634年(寛永11)に徳川家光が修復したものになります。
石清水八幡宮の交通アクセス・拝観案内
住所 | 京都府八幡市八幡高坊30 |
拝観案内 | 6:00~18:00(季節により異なる場合あり)、年中無休 |
料金 | 境内無料(ただし、昇殿参拝は、大人・高校生1000円、小・中学生500円、詳しく は公式ホームページで確認してください) |
交通アクセス | 京阪電鉄「石清水八幡宮駅」下車、そこから「八幡宮口駅」から京阪鋼索線ケーブルに乗り換えて「八幡宮山上駅」下車、徒歩約5分 |
その他のおすすめ写真スポットが知りたい場合は「京都の写真スポット検索」をご確認ください。
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