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南禅寺から疏水に沿って約2kmも続く哲学の道と呼ばれる有名なコースのすぐ近くに銀閣寺があります。哲学の道は春は桜の名所で多くの観光客が散策に訪れます。銀閣寺に向かう参道も銀閣寺も人気の観光スポットで、観光客や修学旅行生で一年中賑わっています。
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※使用写真は堀出撮影のものではございません。
慈照寺(銀閣寺)の概要
京都🌸銀閣寺(慈照寺)🏯 pic.twitter.com/XTiQnZXCni
— りんご (@17_rinrin) 2019年5月29日
銀閣寺は正式名称を東山慈照寺と言い、京都市左京区銀閣寺町にある臨済宗相国寺派の寺院です。
足利義満の孫で、室町幕府の8代将軍だった足利義政が造営した山荘を、義政の死後に菩提を弔うために臨済宗の寺院となりました。慈照寺という名も義政の戒名だった慈照院から名付けられたものです。
ちなみに、銀閣寺という名前は金閣寺を真似て作られた楼閣建築の観音殿が金閣寺に対して銀閣と呼ばれるようになって、しだいに寺院全体を銀閣寺と呼ぶようになったとされています。
慈照寺が創建された当時は銀閣と以外にも、東求堂、会所、常御所、釣秋亭、竜背橋、泉殿、西指庵、漱せん亭、超然亭などの建物があり、とても規模の大きな寺院でした。
しかし、金閣寺を造った義満の頃に一番栄えていた室町幕府が、義政の死後には次第に勢力に陰りを見せ始めたのと同じく、菩提寺であった慈照寺もだんだんと衰退の一途をたどって行きました。
それに加えて、永禄8年(1565年)に三好義継が足利義輝の邸宅を襲った事件(天文の兵火)で建物の多くが火災で焼失してしまいました。その時、銀閣と東求堂だけは焼失を免れました。
江戸時代に入ると大規模な改修が行われました、現在、寺院にある錦鏡池を中心とした池泉回遊式庭園も江戸時代になってから義政が好んでいたという西芳寺を模して造営されたものです。
慈照寺(銀閣寺)のおすすめ写真スポット
慈照寺のおすすめ写真スポットは、やはり池泉回遊式庭園の中心にある錦鏡池を正面に銀閣(観音殿)を望むあたりでしょう。
一番のおすすめは秋です、シーズンには綺麗に色づいた紅葉と銀閣がコラボした写真が撮れます。また、春はツツジ、冬は雪けしきと、荘厳で質素で物静かな東山文化の代表建築である銀閣がさらに景色を引き立てます。
慈照寺(銀閣寺)の交通アクセス・拝観案内
住所 | 京都府京都市左京区銀閣寺町2 |
拝観案内 | 3月から11月 8:30~17:00、12月から2月 9:00~16:30 |
料金 | 大人と高校生500円、小学生と中学生300円 |
交通アクセス | 京都駅からバスに乗り、バス停「銀閣寺前」か「銀閣寺通り」下車徒歩10分くらい |
その他のおすすめ写真スポットが知りたい場合は「京都の写真スポット検索」をご確認ください。
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