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大覚寺は一年中にぎやかな嵐山の近くにありながら訪れる観光客もそう多くなく比較的ゆっくりと観光を楽しめる寺院です。境内の東に位置する名勝大沢池は時代劇などのロケ地としても有名で、桜や紅葉、夏には蓮の花も咲き、写真を撮るスポットとして最適です。
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※使用写真は堀出撮影のものではございません。
大覚寺の概要
京都市右京区嵯峨にある大覚寺は真言宗大覚寺はの大本山で、平安の頃より明治時代の初めまで、歴代の天皇や皇族が住職を務めた由緒正しい門跡寺院です。
平安時代の初期に嵯峨天皇は檀林皇后と成婚された時に天皇がことのほか気に入っていた嵯峨野の地に離宮として離宮嵯峨院を建立しました。
この離宮を876年(貞観18年)に嵯峨天皇の娘であった淳和天皇の皇后である正子内親王が天皇の第2皇子の恒寂入道親王を初代の住職として開創したのが大覚寺の始まりです。
大覚寺の境内の東には嵯峨天皇が中国湖南省北東部にある洞庭湖を真似て造ったとされる大沢池を配しており、この池は現代の今でも存在する日本最古の人の手による庭池とされています。しかもその形は当時の姿をほぼとどめており、この庭を作った嵯峨天皇も舟を浮かべて舟遊びをされたと言われてます。
また、大沢池のほとりには「滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ」の歌に詠まれた名古曽の滝の跡を見ることができます。嵯峨天皇が作庭した頃には立派な滝であったろうこの滝も作者である平安時代中期の公卿でもあり歌人でもあった藤原公任の頃には水は既に枯れており、在りし日の滝の姿を偲んで、この歌を読みました。そのことでこの枯れた滝は一躍有名になって、「名古曽の滝」と呼ばれるようになったそうです。
大覚寺のおすすめ写真スポット
大覚寺でのおすすめ写真スポットはなんといっても、春の大沢池から望む心経宝塔です。池の周囲を取り囲むように植えられた桜と、桜を水面に写した大沢池、鮮やかな朱色の心経宝塔とこの三つが揃った風景は、大覚寺で桜を撮影する人々が決まって定番と口を揃えていう風景です。
また中秋の名月の頃になると池に舟を浮かべて月を愛でる「観月の夕べ」が行われます。水面に映る月と 龍の頭をつけた龍頭船とアオサギの首をつけた鷁首船の姿は、平安の頃を彷彿とさせるような雅な風景を写真に撮ることができます。
秋には紅葉のライトアップ、そして、冬に雪が積もれば、一面の雪景色との中に朱色の心経宝塔のコントラストという幻想的な一枚を写すことができるでしょう。
大覚寺の交通アクセス・拝観案内
住所 | 〒616-8411 京都府京都市右京区嵯峨大沢町4 |
拝観案内 | 午前9時〜午後5時(受付は午後4時30分まで) |
料金 | 大 人 500円 小中高 300円(大沢池200円) |
交通アクセス | JR「嵯峨嵐山駅」から徒歩約20分、阪急「嵐山駅」から徒歩で約35分、京福「嵐電嵯峨駅」から徒歩で約25分 |
その他のおすすめ写真スポットが知りたい場合は「京都の写真スポット検索」をご確認ください。
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