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圓徳院は京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の寺院である高台寺の塔頭です。豊富秀吉の正室の北政所(ねね)が晩年を過ごした寺として有名です。
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庭がきれいなことも有名で、四季折々にそれぞれ美しい風景を見せてくれる庭を目当てに、1年中観光客が訪れます。
※使用写真は堀出撮影のものではございません。
圓徳院の概要
高台寺の塔頭のひとつ「圓徳院」
北庭の紅葉が見頃を迎えました^_^Location:Kyoto JAPAN🇯🇵#圓徳院#東京カメラ部 pic.twitter.com/sucOt04nVR
— wasabitool (@wasabitool) November 30, 2018
圓徳院は、もともとは、北政所の住まいとして1605年( 慶長10年)に建てられました。秀吉の菩提を弔いたいという北政所の願いにより高台寺が1606年(慶長11年)に建立されると、北政所は亡くなるまでの19年間この場所で晩年を過ごし、高台寺へと通いました。
化粧御殿と前庭は秀吉との思い出がたくさん詰まった伏見城から移築しました。また、圓徳院には北政所の人柄を慕って、大名や歌人、茶人や、高僧など多数の文化人が訪れました。
そして、北政所が亡くなってから8年後の1632年(寛永9年)に北政所の甥にあたる木下利房の手により、木下家の菩提寺として開かれました。
本尊は釈迦如来。開山は建仁寺の高僧と言われた295世三江紹益(さんこうじょうえき)で、創建当初は曹洞宗の寺院だったそうです。
江戸時代には化粧御殿が火災により消失しましたが、前庭は北庭と呼ばれて現存し、当時の華やかな雰囲気を今に伝えています。
また、圓徳院と高台寺の間にある道は「ねねの道」と呼ばれ、御影石が敷かれた石畳のなんとも言えない京都らしい風情や景色が観光客の心を惹きつけています。
圓徳院のおすすめ写真スポット
圓徳院のおすすめ写真は何と言っても北庭、名勝「旧円徳院庭園」です。北書院の東側にあって、池泉回遊式の枯山水庭園です。
伏見城の北政所化粧御殿の前庭を移築したもので、ほぼ創建当時の姿を現在にまで残しています。
特徴としては多くの巨岩が配置された珍しい作りで、桃山時代の華やかな雰囲気を感じることができます。
庭には多くのモミジが植えられているため秋の紅葉の時期には豪華な巨岩と紅葉のコントラストを楽しむことできます。
圓徳院の交通アクセス・拝観案内
住所 | 京都府京都市東山区高台寺下河原町530 |
拝観案内 | 10:00から17:30(受付は17:00まで) |
料金 | 大人500円、中高生200円 |
交通アクセス | 京都駅から市営バス206番に乗り「東山安井」バス停下車して徒歩8分くらい、京阪電車「祇園四条駅」から徒歩15分くらい |
その他のおすすめ写真スポットが知りたい場合は「京都の写真スポット検索」をご確認ください。
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