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京都駅から車で1時間くらい、比叡山の麓に位置するのどかな山里、大原に宝泉院はあります。古くから皇族や貴族が俗世間から離れて、ひっそりと静かに暮らす大原の地には今も豊かな自然が残り、春夏秋冬と四季折々に美しい風景を訪れる人々に見せてくれます。
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※使用写真は堀出撮影のものではございません。
宝泉院の概要
宝泉院は京都市左京区にあり、始めは大原勝林院の僧坊の一つとして、1012年(長和2年)に作られました。僧坊というのは僧や尼僧が生活をする建物のことを言います。
勝林院の僧坊は過去には4つありましたが、現在残っているのはこの宝泉院と実光院の二つです。
のちの鎌倉時代には宗快法印という天台宗の僧によって嘉永年間1235年頃に創建されました。
宗快法印は声明(しょうみょう)(寺院の法要や儀式の中で行われる仏教音楽のことで、経典つまりお経などに独特の節をつけて僧侶により唱和される)の大家で、当時は了性坊と呼ばれていたそうです。
了性坊としては1466年(文正年中)までは存在していたと記録に残ってるのですが、それ以降は絶えてしまったようです。
その後、幸淵という僧が了性坊があった場所に宝泉坊を再興しました。元亀年間(だいたい1570年~1573年)の頃だったと言われています。
宝泉院の建物の中でも有名なのは書院です。建てられたのは1502年(文亀2年)の事でした。
天井には関ヶ原の戦いの前、1600年(慶長5年)の伏見城の戦いの時に徳川家康の家臣であった鳥居元忠やその家臣数百名が自刃した場所の床板を供養のためにと使用していて「血天井」と呼ばれています。
宝泉院のおすすめ写真スポット
宝泉院のおすすめ写真スポットは庭園です。樹齢700年と言われている見事な枝ぶりの五葉松を室内から見ると、柱や鴨居が額縁のようになり、それは額縁庭園と呼ばれ、まるで美しい絵画のような魅力的な風景となります。
庭園はその名も「盤桓園(ばんかんえん)」。立ち去りがたいという意味で、まさにいつまでもそこにいたいという気持ちにさせる庭園です。
他にも室内から格子を通して鑑賞する鶴亀庭園など、見所が多い寺院です。
また拝観料には抹茶と和菓子代が含まれていますので、額縁庭園を眺めつつ、抹茶を飲み、お菓子を食べて、心落ち着くゆったりとした時間を過ごせることと思います。
宝泉院の交通アクセス・拝観案内
住所 | 京都府京都市左京区大原勝林院町187 |
拝観案内 | 9:00から17:00まで(受付終了は、16:30です) |
料金 | 大人は800円、中学生・高校生は700円、小学生は600円(団体30名以上は、1割引です) |
交通アクセス | JR京都駅から17・18系統のバスに乗車して65分くらい。「大原」バス停留所下車してから徒歩約15分。 |
その他のおすすめ写真スポットが知りたい場合は「京都の写真スポット検索」をご確認ください。
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