天龍寺の写真スポット

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天龍寺は有名な観光地嵐山にあって駅前の一番賑やかで人通りの多い通りに面して門を構えています。一年中、季節に関係なく世界からの大勢の観光客が訪れる寺院です。境内には曹源池庭園と言われる庭や緑が豊かで様々な花が咲く百花苑など見処はたっぷりです。

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写真初心者のA子さん
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写真スポットについては写真家の私が解説いたします!
カメラマン堀出恒夫
カメラマン堀出恒夫

※使用写真は堀出撮影のものではございません。

天龍寺の概要

天龍寺

天龍寺は暦応2年(1339)に第96代天皇であった後醍醐天皇の冥福を祈って供養するためにはじめて建てられました。その開基にあたり尽力したのが室町時代の初代征夷大将軍、足利尊氏です。そして最初の住職には夢窓疎石がつきました。

寺院を建てるにあたっては、尊氏や初代北朝の天皇だった光厳天皇が荘園を寄進したりしましたが、残念ながらそれだけでは足りませんでした。そこで、元寇から途絶えていた元との貿易を復活させることによってその費用を捻出することに、それが「天龍寺船」の始まりとなったのです。

写真初心者のA子さん
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天龍寺船はこんな理由で始まったんですよ。

そして、見事、貿易をして、その費用を捻出できたことで康永4年(1345年)にようやく天龍寺完成のお祝いを開くことができました。

その後天龍寺は幾度となく大火に襲われます。その度に、権力者などの寄進を受けて、復興することが出来ましたが、文化年間の被災から再建をしている最中に、蛤御門(はまぐりごもん)の変がおこり、長州軍の陣営になってしまったことで再び伽藍(がらん)を焼失してしまいました。

上地令によって江戸時代には土地を召し上げられたり、復興しては火災復興しては火災を繰り返していた、天龍寺でしたが、歴代の住職などの尽力で立ち上がります。しかし、8回もの大火によって創建当時の面影はほとんど奪われてしまいました。唯一、亀山と嵐山を借景にして、夢窓国師が作った池泉廻遊式の曹源池庭園は当時の原型をとどめていると言われています。

そして、大方丈に鎮座するご本尊の釈迦如来坐像(重要文化財)も平安時代後期に作られたとされていて、その歴史は天龍寺の造営よりもずっと古いものです。8度もの大火の際にも罹災することなく守られ続けてきました。

 

天龍寺のおすすめ写真スポット

天龍寺庭園

おすすめ写真スポットは曹源池庭園です
カメラマン堀出恒夫
カメラマン堀出恒夫

天龍寺のおすすめ写真スポットはなんといっても大方丈から見る曹源池庭園でしょう。秋は特に美しく、大方丈の窓から見る、黄色や赤、オレンジ色に紅葉した木々と曹源池の風景は黒い額縁に縁取られ、まるで絵画のように美しいです。そして庭園は秋だけではなく春は桜、夏は桔梗や半夏生の花も美しく、冬の雪景色と、四季折々を楽しめます。

そして、隣接している百花苑では、その名のごとく、一年中様々な花と出会うことができます。緑も豊かで花の写真を撮るのがお好きな方なら絶対行ってほしいスポットです。

花といえば6月頃から咲き始める放生池の蓮の花も7月下旬に最盛期を迎えるとそれは見事なものですよ。(蓮の花は午前9時くらいまでが見頃なので開門すぐの早朝8時半の訪問をおすすめします。)

天龍寺の交通アクセス・拝観案内

写真初心者のA子さん
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天龍寺の観光情報です。

住所 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
拝観案内 午前8時半から午後5時半(北門は午前9時開門で午後5時閉門)、10月21日から3月20日は午前8時30分から午後5時 (北門は午前9時開門で 午後4時30分閉門)
料金 曹源池庭園と百花苑:高校生以上…500円、小・中学生….300円、未就学時…無料、大方丈・書院・多宝殿などの諸堂….庭園料金にプラス300円。(諸堂のみの拝観は出来ません。)
交通アクセス 電車:京福嵐山電鉄「嵐山駅」下車すぐ、JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」下車徒歩で13分くらい、

、阪急電車「嵐山駅」下車徒歩で15分くらい、バス:JR京都駅から:市営バス28系統で「嵐山天龍寺」バス停下車すぐ、 京都バス73系統で「嵐山」バス停下車歩いて8分くらい

その他のおすすめ写真スポットが知りたい場合は「京都の写真スポット検索」をご確認ください。

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