善峯寺の写真スポット

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善峯寺(よしみねでら)は京都市西京区にある十一面千手観音菩薩を本尊とする善峰観音宗(天台宗系単立)の寺院です。大阪府と京都府の県境にあるポンポン山の京都側の麓、釈迦岳の中腹にあり、境内からは比叡山と東山の連なりや京都市内が一望できます。

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写真初心者のA子さん
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写真初心者の京都好きの私が紹介させていただきます!
写真スポットについては写真家の私が解説いたします!
カメラマン堀出恒夫
カメラマン堀出恒夫

※使用写真は堀出撮影のものではございません。

善峯寺の概要

善峯寺は1029年(長元2)に延暦寺の天台宗の僧だった源算が47歳の時に建てられました。寺を建てるために霊験あらたかな土地を探していた源算は西の山に入ります。

山は険しく休んでいると一人の老いた神が現れて「ここに伽藍を作りなさい、作ったのならこの地を与えて長く仏法を守ってあげましょう」と言いました。

しかし、この土地は岩がたくさんあって、寺を建てるには不向きでした。源算はどうすべきか悩みます。

その夜、源算の夢に一人の僧が現れて、力を貸してあげると言いました。そして、次の夜、多くの猪が出てきて大岩を取り除き、その土地は一晩にして平地になりました。

そこにお堂が建てられることになり、1030年(長元3)に完成すると法華院という名がつけられました。

写真初心者のA子さん
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法華院が起源なんですね。

1034年(または1036年)に後一条天皇から「良峯寺」の寺号を賜りました(他にも1192年に後鳥羽天皇から「善峯寺」と書かれた額を与えられたなど、諸説あり)。

1042年または1043年には洛東の鷲尾寺に置かれていた千手観音が遷されて、ご本尊となります。

鎌倉時代になると慈鎮(慈円)和尚を始めとして青蓮門跡から多くの法親王が入山、「西山門跡」とも、呼ばれるようになりました。応仁の乱(1467~77)に巻き込まれて、伽藍や52もあったと言われる僧坊も大半が焼失しました。

しかし、江戸時代に第5代将軍徳川綱吉の生母、桂昌院が復興に尽力して、善峯寺は見事に再興します。(桂昌院の父が娘を授かりたいと善峯寺の観音様にお願いをすると、本当に女の子が生まれ、その娘がのちの桂昌院になりました、そのことを感謝して恩返ししたと言われています。)

当山一と言われる大きなしだれ桜も桂昌院が自らの手で植えられたそうです。

善峯寺のおすすめ写真スポット

善峯寺のおすすめ写真スポットは、山の斜面を一面に覆い尽くす紫陽花です。
カメラマン堀出恒夫
カメラマン堀出恒夫

善峯寺は桜や紅葉のスポットとしても有名ですが、今回のおすすめ写真スポットは初夏に咲く紫陽花です。京都の中でも一位、二位を争うくらいの大きな規模です。

山の斜面を一面に覆い尽くす紫陽花の数は一万本。それはまさに絶景と言えるでしょう。

善峯寺の交通アクセス・拝観案内

住所 京都府京都市西京区大原野小塩町1372
拝観案内 小・中学生200円令和3年3月31日までは8:00から17:00(受付16:45まで)。令和3年4月1日からは土日祝は8:00から17:00(受付16:45まで)平日は8:30から17:00(受付16:45まで)です。ただし行事によっても時間が変わりこともありますので電話などで確認してください。年中無休。
料金 大人500円、高校生300円
交通アクセス JR東海道、山陽本線「向日町駅」下車、徒歩約2分。「JR向日町バス停」から大原野線66系統小塩行きに乗り「小塩バス停」下車。そこから徒歩で約30分。

その他のおすすめ写真スポットが知りたい場合は「京都の写真スポット検索」をご確認ください。

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